会場:北杜市考古資料館
〒409-1502 山梨県北杜市大泉町谷戸2414 tel. 0551-20-5505
会期:2022年7月16日(土)〜8月21日(日)
火・水曜日 休館
時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
主催・問合せ:北杜市郷土資料館 0551-32-6498
縄文文化が花開いたここ八ヶ岳の麓。重厚かつ華やかな装飾の縄文 土器。素朴な作りの土偶。洗練された機能美の石器。この地にいた 縄文人の造形には驚かされます。現代、この地には多くの工芸作家 が創作活動を行っています。かつての縄文人たちがこの大地から受 けたさまざまなエネルギーを、現代の工芸作家たちも感じているこ とでしょう。八ヶ岳の縄文時代と現代を「ものづくり」を通じて結 ぶ「21世紀の縄文人展」。縄文人の造形から感じたインスピレーショ ンを、自身の作品に投影しています。 現代の工芸作家は、14年目を迎えた今夏も縄文人の感性に迫ります。
安山 直子
太古の昔、縄文人の心に思いをはせながら作品を創る 縄文と現代、その時空のスパイラルの中から 私の作品は命を授かりこの世に生まれてくる 土は大地からの贈物 おおいなる大地 そして縄文への遙かなる思いと愛 それが私の縄文ロマン
なが山 房子
縄文時代の、みどりいろの神秘的な翡翠大珠を見ていると、と ても静かな気持ちになる。 触ったことはないけれど、きっとひんやりとして、まあるい温 もりが感じられるだろう。 はなやかな衣装をまとった「縄文の女神』が想起されたので描 いてみることにした。
縄文時代の様に 世界平和を願います。 戦後すぐ生れ 題名:祈り
縄文期から様々なやきものを発展さ/せてきましたが、改めて見 る創造の素晴らしさを知るばかりです。
アマラ 和(より)/工房アマラ
縄文時代は戦いのない時代だったという。本当だろうか。ひ とりひとりの紙文人は、それぞれどんな気持ちで生きていた のだろう。我々は、縄文の時代に現代社会の突破口を見出せ るだろうか?
工房アマラ https://www.amarahart.com/
ひであつ
その先にいいこと広がるよと山が呼ぶ、少しずつ不安がきえて いく。 一歩ずつ足を進めていく。期待が次第に高まっていく。 そうして訪れる人々によって山が彩られる。インスタグラム @hideatsu.jp
縄文をテーマに作品を作る事。 それは縄文人との対話の始まりであり自分の中にある縄文 を呼び起こす旅のようでもある。 どんな作品に辿り着くのか?期待しながら一歩踏み出す。
伊藤 和智 / 石あるく
地元小淵沢生まれ。曽祖父の代から石屋を営 む。人の心をつなぐお墓づくりをめざしている。 縄文人展では、太古に生まれた石の持つ霊性 を感じながら、八ヶ岳の地で循環する命を表現したい。
村岡 由季子
この地に住んでいますが、今までほとんど縄文に触れてきま せんでした。これから作品を通して少しずつ縄文について深 めていけるといいなと思っています。
いにしえの時代、同じ風景を見たであろう縄文人を思いながら… 「はるか5000年程前、この地で活動していた年文人、この素晴らし いロケーションゆえに文化が栄えたのであろうと勝手に想像していま す。多分、今とほぼ同じ風景【八ヶ岳・富士山・甲斐駒ヶ岳・北岳や 星空のパノラマ画像と水・森」を縄文人も見て、聴いて、感じたで あろう…そんな情景を凝縮してみました。縄文人と同じ思い?をそれ ぞれが感じて下さい。 http://www.design-subaru.com/
現代人が現代の恩恵を得るのと引き換えに失った「なに か。 それがなんなのか、現代人には一生わからないのでしょう。 そのくせ、その「なにか」とともに生きていた縄文人をう らやましく感じ、その「なにか」を絵で表現しようと日々 もがいています。
宇々地(うーじ)
1993年より古代土竜の制作、演奏活動と共に縄文への探求が始 まる。2009年に北杜市に拠点を構え八ヶ岳での活動を始める。 2012年より縄文人展に参加しインスタレーション作品の展示と 金生遺跡での奉納演奏を行う。今もなお息づく縄文の鼓動に耳 を傾け、その音との共振を試みている。 子供たちの為の「八ヶ岳まあるい学校」を主宰。
7月30日(日) 14:00~15:00 会場:北杜市考古資料館く入場無料>
作家による解説に加えて学芸員が縄文的な考察で作品に迫ります。
「原始の記憶Vol.8」
~世界の民族楽器による即興演奏と遺跡の解説~
8月20日(土) 16:00~17:00 会場:金生遺跡入場無料>
出演:GENSHI 楽団
宇々地(土の笛・聲・他)
谷山 明人 (バラフォン・パーカッション・他)
サトウ *kuma-chang ケイゴンゴニパーカッション・他)
多麻美(イダキ・ディジュリドゥ・他)
音響:Amana Sound
遺跡解説 : 長谷川 誠(学芸員)
8月9日(火)〜16日(火) 11:00~16:00
会場:ギャラリー麓人舎 <入場無料>
八ヶ岳作家による縄文をテーマにしたクラフト作品やアート 作品を展示販売します。
出展:デザイン工房昴/彫陶遊工房/ぼんてんや/環工房/ひであつ/吉野 剛広
フライヤー原画・デザイン 吉野剛広(ぺこり庵)