お知らせ

  • 22年9月3日(土)~19日(月祝)小川格『リヴァーブ(反響)』ReverBeration ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.09.06

    小川格展『リヴァーブ(反響)』ReverBeration

     

    小川格(おがわいたる)は1969 年東京都生まれ。1997年ベルギー王立アントワープ美術アカデミー修了後、2002年より東京では待機児童となった長男の保育園入園を求めて長野県茅野市へ移住、以来20年、森の中のアトリエで制作を続けています。
    活動は長野県を中心に東京や近隣県、ベルギー、マレーシア、インドネシア、ポーランド゙等で展示のほか、グループ展やプロジェクトの企画、小中学校への出張授業、ワークショップ、絵画教室等も実践。
    今回の個展では、「さまざまな違ったタイプの絵画作品を大量に並列する事によって、絵画がお互いに反響し合いながら、絵画同士の調和や分裂、反復や断絶、対比や類推などの多重性とその残響とを壁面で奏でたい」との思いで作品を構成しています。独特のやわらかな中間色による絵画の豊かな森を周遊するともいうべき個展となりました。

    ●素材
    キャンバスに油彩の絵画作品。及び、紙に水彩や色鉛筆等のドローイング作品
    ●素材別点数
    キャンバスに油彩:20〜40点ほど
    ドローイング作品:10〜15点ほど
    ●大きさ
    120号〜0号

     

    作家からのステートメント

    コロナ禍は既に三年を超えて私達の生活を侵食し続けている。
    更にその少し前から、私の制作は大変苦しい袋小路に迷い込んでいた。コロナ禍を迎えた時には自分ではなんともないつもりでいたが、実際にはティーカップ中で解ける角砂糖のようにも目に見えてジワジワと、私の絵画と方法とは形を見失い溶解していった。6〜7本もの展覧会予定が延期または中止となり、〆切りの無い無際限の制作は以前なら筆を止めていたであろう絵画に余計で不要な筆を入れ過ぎる事によって次々とそれらを破壊する結果を生んだ。出口があるのか分からない暗く陰鬱なトンネルをトボトボと歩く心象が、更に暗い心持ち増幅させたのだった。
    だが昨年、今回のイグレグにての展示が決定し、それをトンネルの出口の明かりと信じて、絵を大量に駄目にしながらも何とか歩を前に進める為の糧とした。ご批評ご高覧頂けますと幸いです。

    茅野市に移住の動機や年月
    ベルギー留学から帰国し二年程が過ぎた頃、長男が生まれた。
    住んでいた東京では当時も待機児童で溢れ保育園への入園は難しく、また私には絵画制作する場所も無かった。
    長野県茅野市の山奥には両親の建てた家がありそこにはアトリエとなる場所もあった為、市役所で尋ねてみると、長男はすぐ近く(といっても6キロ先)の保育園に入園させてもらえる事となり2002年に一家で移住、三年程度で東京へ帰るつもりだったが次男も生まれ、育児には良い環境だなと思いながら、いつしか二十年もの月日が経った。ふと時折、東京にずっと住み続けていたらどうなっていたかと夢想する刹那もあるが、詮無いことである。沢山の人々との出会いは移住した故に生まれ得た僥倖である。この地での充実した期間だったと信じている。
    「誰もがその願ふところに
    住むことが許されるのではない」
    という一節が、昔好きだった昭和の詩人、伊東静雄の処女詩集にあり、移住したての頃よく反芻していたことを今ふと思い出す。
    そう、今回の展覧会タイトル「リヴァーブ(反響)」とは、その伊東静雄の第四詩集『反響』(と音楽用語と)から採った。『これ等は何の反響やら』

     

    近年の展覧会

    (抜粋。★印は個展)

    2022年 「大地の芸術祭 越後妻有2022」(Ongoing Collectiveとして)(三省ハウス/新潟)
    「イナイナイアート in 笹離宮」[企画提案:小川格](笹離宮(蓼科笹類植物園)/長野)
    「MIX 岡谷アートフェスティバル2022」(岡谷市美術考古館、テクノプラザ岡谷/長野)「みのかもannual 2022」(美濃加茂市民ミュージアム/岐阜)
    「マチノマドvol.2」(アトリエT 風我/長野)2021
    「ギャラリー・バードハウスvol.2」[企画提案:小川格](茅野市内5つのミュージアム/長野)2020
    「ゴチャマゼの混乱」★(ギャラリー・アマノ/山梨)
    「メイメイアート・オンライン」★(長野県「頑張るアーティスト応援事業」によるWEB上の個展)
    「イナイナイアート」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)
    「ALTER EGO」(Line Side Cafe/岐阜)2019 「ぼくの好きな先生(方)」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)
    「International Workshop of Painters Symposium of Local Cultures」(スタリソンチ(ポーランド))
    「マチノマド」(岡谷市美術考古館/長野)2018
    「カラッポからはじめて(中洲小学校とのコラボ展)」★(諏訪市美術館/長野)
    「メイメイアートinジョグジャ」[企画:小川格](ACE HOUSE COLECTIVE/ジョグジャカルタ(インドネシア))2017
    「96粒涙滴」★(ギャラリー・アマノ/山梨)2016
    「DUIKBOOT(潜水艦)」(De Lange Zaal KASKA/アントワープ(ベルギー))2015
    「テトリス・ハイ」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)2014
    「いろのしずく、いみのあぶく」★(八ヶ岳美術館/長野)2015, 2017, 2019
    「メイメイアートvol.1~vol.3」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)2014~2018
    「まちの展vol.1~vol.5」(茅野市民ギャラリー及び茅野市街/長野)」

     

    【日 時】

    2022年9月3日(土)~19日(月)

    12:00〜17:00(土、日、月のみ開廊)
    9月17日(土)15:00よりアーテイストトーク

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2022年8月20日(土)~29日(月) 渡邊美優展『すべてのいのちのために』ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.08.22

    渡邊美優展『すべてのいのちのために』

    渡邊美優は1998年、南アルプス市生まれ。
    山梨大学在学中から作品を発表していましたが、本格的な個展は今回が初めて。
    クリムト、エゴン・シーレ、ジョージ・オーウェル、ブラッドベリが好き、という志向が画面に表れたのでしょうか、
    アニメの影響をあからさまにするこの年代の作者とは一線を画する表現になっています。
    イグレグが広い年代の鑑賞者に見て楽しんでいただきたい、と企画したゆえんでもあります。
昨年からは公立中学校の美術教師として奉職、子供たちへの愛おしさをつのらせ、
    美術を楽しむ姿を見せたいとの思いを抱くようになったといいます。
    また、下記コメントにもあるように、
    昨今の世界情勢を憂慮した子供を思う気持ちが制作の動機になっていることがうかがえます。

     

    渡邊からのコメント

    今回はいのちをテーマにした作品を多く展示します。
    すべてのいのちのために、祈るような気持ちで描きました。
    生きるという行為は、痛みを伴います。どうか、この世に生を受けたあらゆるいのちが、幸福に暮らしてほしい。
    そんな思いで、今回のタイトルをつけました。

     

     

    【日 時】

    2022年8月20日(土)~29日(月) 作家在廊日20,21,27、28日

    毎週土・日・月 13~17時

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2022年7月29日(金)~8月16日(火)『旅する YogiYogi展』ギャッルリイグレグ八ヶ岳で

    date : 22.08.02

    『旅する YogiYogi展』

     

    旅するヨギヨギは手作り創作絵本とアートの移動ギャラリー。
    オトナもコドモもすわり込んで見入る心のオアシスです。
    キュートなオブジェ作品、研究者のトーク、国内外の布製品、おいしい缶詰などもあります。
    素敵とマジメと楽しさが渾然一体の不思議空間へぜひ!
      ※参加費無料
     巡回作品
       いしいまゆみ(叙情画)
       かみおひとみ(心象物語画)
       かんまききよみ(手作り絵本)
       くさはらかな(植物画)
       たかいたかこ(絵ことば)
       Chiery & Gustav Klim(オリジナル絵本)
       つづみさおり(イラスト)
       橋本博子(段ボールアート・布あそび)
       まえださくら(絵とコトバ)
       村田美菜子(木版画)
       村田りょーへー(絵本・水彩画)※北杜市在住
    —————————————————————–
    ■展示いろいろあります。
    ⚪「八ヶ岳で出会った絵本たち」
      坂本泉+西田ジャケリネ
      さわもりりさ+本杉琉
      ふそまゆみ
      真生
      渡邉一仁
    ●「チビッ子作家さんたち」の絵本コーナー
    ●「アフリカと共に50年」
    徳永瑞子(助産師・看護師/元アフリカ友の会代表)の著書コーナー
      ⚪「知る」をつなげる
    「NPO法人 弱視の子どもたちに絵本を」と“生活科学”の永井さん
     (永井正太郎 広島修道大学人間環境学部 助教(「生活科学論」などを担当)
      ⚪「YogiYogiで育った結衣・紗枝ファミリー」展
    姉妹の幼少期&現在の創作絵本+母父作品勢揃い
    —————————————————————–
    ■チッチャイあしあと展 11
     かわばたあきこ原画展(色エンピツ画)

    【日 時】

    2022年7/29(金)~8/2(火), 5(金)~7(日), 10(水)~13(土), 15(月)16(火)

    いずれも10時~17時

    【イベント日程】

    ◼️涼しい木陰で密を避けて楽しむイベント 予約、参加料は要りません。
    ⚪7/30(土)10時半~ 11時15分
     「絵本シェアタイム」
             by さわもりりさ
      絵本読み & 紙芝居・ミニトーク
    ●8/5(金)6(土) 終日随時
     いっしょに楽しもう!「たっぷり、わらべ歌びより」
    中井英美(わらべうた伝承家・NPO法人神戸コダーイ芸術教育研究所講師) & 村田  美菜子 わらべうたで著名な中井さんから楽しい遊びを教わりましょう!
    ●8/7(日)10時半~11時
    花豆 ♪歌とピアノと手話うたと
    ほんわか5人のユニットによる
    「小さな夏のコンサート」
    ★8/7(日)11時ごろ~
    トーク「アフリカの現場で命と向き合った40年」
    徳永瑞子(助産師・看護師/元アフリカ友の会代表)
    ナイチンゲール賞の徳永さんから、平和への道づくりのヒントをいただきます。
    (残念ながら出展者のご都合により中止させていただきます)

     

    ●8/11(木祝) 10時半~ 12時

    トーク「絵本を一緒に読みませんか?vol.4」

    テーマ: すてきな年の重ね方

    案内人  岩渕亜希子 追手門学院大学准教授(社会学)

     旅・暮し・歴史…熱い気持ちで本を多数出版 「西日本出版社20周年フェア」

     キルンワークガラス(大武幸子)・ブローチ(MARK)・布製品・美味しいモノ……色々販売します。

    ・古絵本や木のおもちゃを集めて施設や病院に届けています。

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

    写真

    (色エンピツ画 かわばたあきこ)

    (Yogiyogi19年風景)

     

  • 2022年7月2日(土)~18日(日)毎週土日月13~17時 『ノナカミホ個展』ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.07.03

    ノナカミホ個展

    1991年南アルプス市生まれのノナカ。アールブリュット作家として、県の内外の多くの企画展で発表を続けてきたノナカの久しぶりの個展です。黒ボールペンで刻むように描く作品は深度を増し、アートへの着実な歩みを物語っているようです。

     

    ノナカミホ紹介動画

     

    ノナカからのコメント

    私は小学3年生の頃から学校に通えなくなりました。自分の部屋に閉じこもりずっと絵を描いていました。
    それから十数年間引きこもり、20歳を過ぎた頃から手洗いがひどくなり24歳の時には指先に血がにじむほど1日に何度も手を洗ったり何時間もお風呂に入ったりするようになり、精神科の病院で強迫性障害と診断され入院することになりました。
    入院中、ボールペンで絵を描いて過ごすとあんなにうるさく感じた人の声や周りの音が不思議と気にならずにいられるようになりました。今のような絵を描き始めたのはこの頃からです。 看護師さんや主治医の先生が、絵にとても感動してくれて退院後病院の中にあるデイケアに通い始めました。そこで絵の講師をしていた上野玄起先生に個展の開催をすすめられ、びっくりして、少し不安でしたが、先生のお力をお借りして2017年の4月北杜市で初めて個展をさせていただきました。
    不安と緊張でドキドキしていましたが個展にはたくさんの人が来てくれました。自分の子供も不登校で毎日絵を描いている。将来自分の子供もこんな風に個展ができたら、と泣きながら話してくれた方もいました。こんな自分でも誰かの希望になれる。今までの自分の経験も全部ムダじゃなかったと感じました。中略
    それからもいろんな方に支えていただきながら作品発表をさせていただきましたが、コロナ禍で人との出会いの機会もなくなり、精神的に不安定になったことから今まで落ち着いていた症状が悪化し2020年に再び入院することになりました。入院して・・それでもまだできる事がある。今だからこそ描ける物があると思いこの約2年間、絵を描き続けてきました。 ノナカミホ

    素材 ケント紙(イラストレーションボード)に黒ボールペン
    大きさ 最大103×73センチ 最小18×12センチ  点数 約70点

     

    プロフィール

    個展・グループ展
    2017・4/22~23 個展 詩游館ギャラリー 山梨県北杜市
    2017・8/29~9/10 アール・ブリュット展 つなぐ・きらめき 藤村記念館 山梨県甲府市
    2017・10/7~16 個展 ギャルリ イグレグ八が岳 山梨県北杜市
    2018・1/23~28 アール・ブリュット展 親密なまなざし 山梨県立美術館県民ギャラリー
    2018・9/20~10/16 展示 ジュエリーショップMASAAKI TAKAHASHI 2K540東京都台東区
    2019・1/14 KHJ自分プロジェクト こんな生き方、働き方があってもいいよね
    自分らしい生き方シンポジュウムin関東 TKE・Biz としま産業プラザ 東京都豊島区
    2019・1/29~2/3 アール・ブリュット展 呼吸するように 生まれたものたち 山梨県立美術
    館県民ギャラリー
    2019・6/15~7/6 個展 THE MICRO MUSEUM 吉祥寺
    2019・9/5~10/1 展示 ジュエリーショップMASAAKI TAKAHASHI 2K540東京都台東区
    2019・9/14~16 C+A COFFE AND ART展 アール・ブリュット
    コーヒーとアートに触れながら一生に一度と出会う スターバックス南アルプス通り店
    2020・2/8~29 個展 THE MICRO MUSEUM 東日本橋 東京都中央区
    2021・6/23~29 展示 チャリティーTシャツ受注販売会 岡島百貨店 山梨県甲府市
    2021・10/30~11/7 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    あしくぼ笑楽校 埼玉県秩父市
    2021・12/21~26 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    やまなしプラザ 山梨県甲府市 防災新館
    2022・2/11~3/21 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    ボーダレス、アートミュージアムMO-MA 滋賀県近江八幡市 旧増田邸

     

     

    【日 時】

    2022年7月2日(土)~18日(日)

    毎週土・日・月 13~17時

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • フリーの地域密着情報誌「なないろ」2022年7月号で【おらんうーたん】が特集されました。

    date : 22.06.22

    おらんうーたんが、2022年6月20日(月)発行の地域密着情報誌「なないろ」2022年7月号で巻頭特集されました。「なないろ」は、韮崎市北杜市で毎月無料配布され、発行部数60000部のフリーペーパーです。

     

    【取材対象】

    ギャラリー・おらんうーたん (おらんうーたん代表 宍戸千鶴)
    鉄の造形スタジオ 上野玄起(副代表)

    デザイン工房 昴(すばる)  松田広昭(副代表)

    石あるく(伊藤石材工業内) 伊藤和智(副代表)

     

    【内 容】
    八ヶ岳アート&クラフトネットワーク おらんうーたん
    八ヶ岳に生息するものづくり集団
    結成20年、今だから語る軌跡と展望

    「森の人」を意味するオランウータン。その生き物の名を通称とする八ヶ岳のクラフト作家、美術館、ギャラリーらのネットワーク「おらんうーたん」は、今年誕生20周年を迎える。全国的、世界的にも稀有なこの集団は、これから何を作り続けるのか。

     

    黎明期「自分たちの住む場所」

    思わず手が伸びるオランウータンの写真表紙。「それがマップ第一号ですよ」。副代表の上野玄起さんが語り始める。
    「30代の頃一念発起して鉄造形で食べていこうと大阪から長坂に移住しました。そうしたら、いろんなジャンルの作家が何人もいることを知ったんです。それなら自分たちの作品が一堂に見られるアート&クラフトセンターをつくりたい、と思うようになりました」。
    2002年10月、数人のクラフト作家たちがフィリア美術館に集まった。だが資金も場所もない。そこで発想を転換し、各工房の位置を示す「八ヶ岳広域版のクラフトマップ」を考えた。北杜市合併前の当時、複数町村にまたがる観光マップはなく、 それだけでも画期的だった。呼びかけに応じて、130以上の施設が地図掲載に参加。 行政主導でも観光協会事業でもない、個人のゆるいつながりから生まれた地図の愛称は「おらんうーたん」と決まった。「森の中で手仕事しながら暮らす人という意味で。 この地図はさながら生息分布図ですね。絶滅危惧種のオランウータンに対して私たちは今後どう生き残るのか、そんなストーリーもおもしろいなと」。小淵沢に住まいがある縁で、動物写真家の岩合光昭さんがオランウータンの写真を使用させてくれた。表面は各工房の紹介、裏面は大きな地図、という今につながるスタイルが生まれた。

     

    始動〜成長期「集まる、繋がる、散らばる」

     会の代表・宍戸千鶴さんは、夫と始めたペンションに併設されていた図書館を 「何かに使えないか」と考えていた。田舎暮らし雑誌の発行人佐藤彰啓さんや、陶芸家 村岡修二・由梨さん夫妻に相談したところ、おらんうーたんとつないでもらう。ここで上野さんが当初描いていた「センター」構想が現実化する。作家たちの手づくりによる内装改修が始まった。「棚を作ったり照明をつけたり、皆さんものづくりのプロだから、アイデアが豊富。それもとても楽しそうに作業されるので、私もワクワクしました」。 2003年、おらんうーたん作家た ちの常設展示場「ギャラリーおらんうーたん」 が誕生。翌年、各工房を開放して見学・体験・ 販売を受け入れる「オープンアトリエ」を数軒の作家が同時開催。2005年には 21の工房が参加する一大イベントに。また、 知り合った異素材の作家同士でグループ展を開催するなど横のつながりも広がっていった。

     

    過渡期「愛称封印の一方で」

    イベントが増えるにしたがって、作家の本来のものづくりの時間が別の作業に割かれるのは自明のこと。「おらんうーたん」が会として充実してくるとメンバー同士の考えの多様化や温度差も生まれる。副代表松田広昭さんが会に参加した10年目あたりはちょうどそんな頃だった。松田さんは元プロダクトデザイナー。扱う素材は主に木だが、ガラス、布、モジュールなども取り入れながら個性的なインテリア雑貨を手がける。そのせいか、人の間にたつ調整がうまい。「いろんなジャンルが集まり、受け入れてくれるこの場所は、新しいものが生まれる可能性を秘めており、新しい産業になり得ます。結集すればものすごい地域力になると思いました。みんなでつながる思いはあった方がいい」。実際、愛称としての「おらんうーたん」が聞かれなくなる一方で、グループ展やコラボ作品が、この時期多数生まれている。本来の作家魂が培われつつあった。

     

    未来へ「DNAに導かれてこの地に」

    2020年からのコロナ禍は対人活動も作家同士の交流も阻むことになった。インターネットでの販売が定着してきたとはいえ、顔が見えないことは逆にそれを乞う意識を生んだことも確かだ。「できあがった、 きれいな部分だけじゃない工房のどろくささを感じて欲しい。そこから生活を豊かにする自分だけのクラフトを見つけて欲しいのです」。インバウンドや都会からの訪問者が激減した代わりに、地元との交流を大切に思えるようになったと松田さんは言う。 「これからはアートやクラフトが社会貢献の一端を担うことも可能。地域木材を使った市内の子どもたちへのおもちゃづくりや、高齢者対象のワークショップなどもできるといいと思っています」。移住者の多いおらんうーたんの中でも珍しい、地元出身の石作家、副代表の伊藤和智さんは、外と内の両方の目でこの地の魅力を感じている。 「こんな場所は他にないと、地元の人が一番 誇ってほしい」。
    最後に敢えて聞いてみた。なぜ八ヶ岳でものづくりをするのか。答えは1万年以上前から出ていると上野さんは言う。「ここは縄文の聖地、古来よりクラフトマンの住む場所だった。ここではものづくりせずにはいられないし、ものづくりをしたい人はこの地を求めるDNAを持っているんです」。

    身近なところに棲むつくり手たち。今年もまた出会いに行ってみよう。

     

    【お問合せ】

    なないろ編集室
    TEL.0551-30-7607
    〒407-0051 山梨県韮崎市円野町上円井1870-1
    https://www.nanairo-web.jp/

     

     

    ↓↓↓↓このサイトから施設名・作家名で探す(本年度MAP掲載分)↓↓↓↓


     
     
     

  • 2022年6月4日(土)~20日(日) 村岡由季子展『イメージがカタチをとる』ギャルリイグレグ八が岳

    date : 22.06.11

    村岡由季子展 『イメージがカタチをとる』

     
     
    1974年生まれ、北杜市在住の村岡は、絵画、版画、陶芸、ドローイングなどを駆使する美術家として旺盛な制作を続けています。今回は『物語』をスタートにしたイメージを、各種の素材でカタチにしています。物語とは筋があるストーリー。抽象的な作品の中に、見る人なりの物語を紡いで楽しんで、と呼びかけています。
     
    村岡由季子からのメッセージ
    最近私は「物語」をスタートに自分の中に表れたイメージをカタチにするという事に面白さを感じています。
    まず物語を選び咀嚼します。そこから自分なりに解釈して出てきた様々なイメージを色々な角度から見つめてカタチにするというプロセスを辿り制作しています。
    1つの物語が必ずしも1つのカタチになるのではなく、1つが7つの構成で成り立っていたり、1つの物語から出てきたカタチに別の物語のカタチがミックスされ境界があいまいになった2≠1つになったりと、様々な解釈とイメージとカタチと戯れるような作品になっています。
    またこのように多角的に見つめることでやっと浮かび上がってくるものがある気がしていて、今このように物事を見ていくことがとても大切とも思っています。
    1つの方向からしか見ない考えないという事はちょっと危険かもしれません。
    今回は7つの物語(この中には最近ずっと心を向けている国のものもあります。) と私の中にある言語化されない物語りのイメージがカタチをとった作品が並んでいます。
    どうぞ!物語の世界へ。
    会場でお待ちしています。
     
    作品点数 7物語・約35点
     
    素材 陶、木、紙、銅、アルミ など
     
     

    【日 時】

    2022年6月4日(土)~20日(日)

    毎週土・日・月 13~17時

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2022年5月7日(土)~23日(月)守屋玲子作品展『きみといた季節』ギャルリ イグレグ八が岳

    date : 22.05.13

    守屋玲子作品展 『きみといた季節』

     

    大切な人やモノ、日常を愛する世界観を、小さな画面に閉じ込めるイラストレーター守屋玲子。

    角田光代の新聞小説や、現在も芸術新潮・堀江敏幸の連載エッセイ『定形外郵便』などの挿画を描いています。

    今回は、これまでの仕事の原画と、独特の色彩感覚で描くオリジナル作品、新作など29点を展示します。

    小鳥たちが鳴き交わす新緑の中でゆっくりとご鑑賞ください。

     

     

    【日 時】

    2022年5月7日(土)~23日(月)
    毎週土・日・月 13時~17時のみ開廊(開廊時間が変わりました)

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2021年10月2日(土)~18日(月)白石寿敏・扶美子『森のカタチ』ギャルリ イグレグ八が岳で

    date : 21.10.02

    白石寿敏・扶美子 『森のカタチ』

    白石寿敏は、東京でグラフィックデザイナーとして活躍したのち、
    長野県蓼科の森にセルフビルドの家を建てて移住、
    木、鉄、紙による暮らし周りの道具づくりを楽しむようになりました。
    公私ともにパートナーである白石扶美子はナバホ族に伝わるグラデーションが特徴の織物で暮らしを彩っています。
    今回はそんな二人の森での暮らしをのぞき見するような、アイテムを展示します。

    「白石寿敏 作品」

    ●文庫本ケ−ス
    ●鉛筆立て
    ●オブジェ
    ●かばん
    ●スマホケ−ス
    ●イス

    「白石扶美子 作品」

    ● タピストリー
    ● マット
    ● クッション
    ● ベッドカバー
    ● 羊マフラーと帽子のセット
    ● 昼夜織りのタテガミのあるスヌード
    ● 昼夜織りのハオリモノ

    二人からのひとこと

    白石寿敏 1947 年生
    長年グラフィックデザインを手がけ平面から立体への憧れ
    日頃見慣れているモノたちが別の形に変わってゆくことを考えるの
    が好きでいつも眠りにはいるときの習慣になっている
    そんな想いを木、鉄、紙などの素材で表現してみた
     
    白石扶美子 1944 年生
    アメリカインディアン・ナバホ織りを始めて今年で約15年目
    高機を始めて7年目となる。スキルアップにはまだまだほど遠い
    織る事が楽しい。イグレグの空間をどう生かせるか遊んでみようと
    55年生活を共にしているシロさんと Collaboration!!
     
     

    【日 時】

    2021年10月2日(土)~18日(月)
    毎週土・日・月 12時~17時のみ開廊

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2021年10月3日(日)まで追加開催『21世紀の縄文人展 2021』北杜市考古資料館

    date : 21.09.21

    【2021年10月3日(日)まで追加開催】

     

    縄文人の感性に現代人はどこまで迫れるか?

    〜今年も八ケ岳南麓に、21世紀の縄文人たちが現れる〜

     

    会場:北杜市考古資料館

    〒409-1502 山梨県北杜市大泉町谷戸2414 tel. 0551-20-5505

    会期:2021年7月17日(土)〜10月3日(日)

    月曜・祝日の翌日休館

    時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

    本企画は入場料:無料  *常設展観覧の場合は、観覧料が必要です。

    主催・問合せ:北杜市郷土資料館 0551-32-6498

    協力:八ヶ岳アート&クラフトネットワークおらんうーたん

     

    縄文文化が花開いたここ八ヶ岳の麓。重厚かつ華やかな装飾の縄文 土器。素朴な作りの土偶。洗練された機能美の石器。この地にいた 縄文人の造形には驚かされます。現代、この地には多くの工芸作家 が創作活動を行っています。かつての縄文人たちがこの大地から受 けたさまざまなエネルギーを、現代の工芸作家たちも感じているこ とでしょう。八ヶ岳の縄文時代と現代を「ものづくり」を通じて結 ぶ「21世紀の縄文人展」。縄文人の造形から感じたインスピレーショ ンを、自身の作品に投影しています。 現代の工芸作家は、13年目を迎えた今夏も縄文人の感性に迫ります。

     

     

    参加工房・作家

    小野 理恵

    縄文の土器や土偶に接すると私の中の何かが喚起され、力が湧 き上がる感じがします。そのように人の元気を呼ぶ作品を創り たいと願って日々取り組んでいます。

     

    伊藤 桃子  /    彫陶遊工房 チョットアソボウコウボウ

    毎年夏、縄文人展に参加させていただき私自身 の成長と一万年もの平和な生活にタイムスリッ プさせられる時を持たせてくださり感謝いたし ます。 今年も縄文人の生活をテーマに製作してみまし た。

     

    松田 広昭 / デザイン工房 昴

    縄文土器の文様は美しい、その縄文様を私なりに縄文期の火の あかりのイメージと合わせてみました。この画像は出品の作品 ではありませんが、展示会に向けて試行錯誤しています。 完成品はまだ私にも見えていません。イメージを現代風に表現 できればと思っています。展示会場でお楽しみ下さい。 http://www.design-subaru.com/

     

    Naho Ukegawa

    岡山県出身、北杜市在住 過酷な自然環境のなかでも、祈りとともに、長きにわたり、 平和にいきた縄文のひとたち 『いま』をいきるわたしたちに、 なにを伝えてくれるのだろう

     

    上野 玄起

    縄文をテーマに作品を作る事。 それは縄文人との対話の始まりであり自分の中 にある縄文を呼び起こす旅のようでもある。 どんな作品に辿り着くのか? 期待しながら一歩踏み出す。

     

    なが山 房子

    孫の誕生をきっかけに縄文土器作りが楽しみにな り、八ケ岳縄文を旅するようになる。古事記を訪ねてはコノハナサクヤヒメ、イワナガヒメを描いてみ る。わたしたちはみな炉の子なのだと思う。

     

    藤巻 品子/ガラス工房うず

    くりかえしくりかえし何度でもつくってみたくなるモチーフ があります。 アンモナイトもそのひとつ。私にとって、アンモナイトとは 生命の進化の象徴なのです。

     

    アマラ 和(より)/工房アマラ

    縄文時代とは、人と自然が調和していた時代。その調和には、 時には自然に人が淘汰されることも含まれていたのではない か? そんなことを思いながら制作したり身体表現をしたりしてい ます。

     

    伊藤 和智 /  石あるく

    地元小淵沢生まれ。曽祖父の代から石屋を営 む。人の心をつなぐお墓づくりをめざしている。 縄文人展では、太古に生まれた石の持つ霊性 を感じながら、八ヶ岳の地で循環する命を表現したい。

     

    荒木 イチオ

    ヒーリングドロップ、縄文人の滴へのまなざしを追体験し てみたくなりました。不思議への気持ちは、現代人より遥 かに優れていたとおもいます。縄文人が生活していた、自 然が近い、森羅万象の魅魅糖語とした現象の中のささやか な結晶が、滴となって目の前に現れた時、不思議への世界 に引き込ませたに違いありません。

     

    宇々地(うーじ)

    1993年「球体のカタチをして球体のオトを奏でる 土の笛」というインスピレーションを受け、土の 笛が誕生。2009年より北杜市に拠点を構え活動を展開。魂の記憶をたどり古代縄文の音と対話を続 ける。2012年より縄文人展に参加。インスタレー ション作品と金生遺跡での奉納演奏を行なう。今もなお息づく縄文の鼓動に耳 を傾け、その音との共振を試みている。 子供たちの為の「八ヶ岳まあるい学校」を主催。

     

    ひであつ

    今から約1万年前の出来事です。 満月の夜、月が少しずつ赤く染まっていきます。 空は深まり、星は輝き となりに座る人へ、月を通して その思いは伝わっていきました。 インスタグラム @hideatsu.jp

     

    吉野 剛広 / ぺこり庵

    一万年続いた、戦争のない平和な時代。人間 の本来の生き方ができていた、厳しくも豊かな時代。直接経験したわけでもないのに、縄 文の時代に強烈な郷愁を感じます。八ヶ岳の麓で、縄文人が見たのと同じ景色を見て暮らせる幸せをかみしめながら、この土地でしか 作れないものを作ろうと日々あがいています。

     

     

     

    関連イベント

    ◼️ギャラリートーク(入場無料)

    8月1日(日) 14:00~15:00 会場:北杜市考古資料館く入場無料>

    作家による解説に加えて学芸員が縄文的な考察で作品に迫ります。

     

    ◼️金生遺跡ライブ(入場無料)

    「原始の記憶Vol.8」

    ~世界の民族楽器による即興演奏~

    8月22日(日) 16:00~17:00   会場:金生遺跡入場無料>

    出演:GENSHI 楽団

    宇々地(土の笛・聲・他)

    谷山 明人 (バラフォン・パーカッション・他)

    サトウ *kuma-chang ケイゴンゴニパーカッション・他)

    多麻美(イダキ・ディジュリドゥ・他)

    音響:Amana Sound

     

    ◼️八ヶ岳作家の縄文クラフト&アート展

    8月7日(土)〜15日(日) 11:00~16:00

    会場:ギャラリー麓人舎 <入場無料>

    八ヶ岳作家による縄文をテーマにしたクラフト作品やアート 作品を展示販売します。

    出展:デザイン工房/彫陶遊工房/ぼんてんや/ガラスエ 房うず/木内アマラ和/環工房/UNPO窯/ひであつ/吉野 剛広

     

     

    ◼️ 身体詩「kehai」〜即興による身体表現〜

    出演:木内アマラ和

    8月12(木)、13日(金) 14:00~14:25

    会場:ギャラリー麓人舎 <入場無料>

    密を避けるため要ご予約  090-8313-3152 (木内アマラ和)まで

     

     

    フライヤー原画・デザイン 吉野剛広(ぺこり庵)

     

     

    おらんうーたんイベントスケジュルのページはこちら

     

  • 2021年9月4日(土)~27日(月) 畑口勇人 Wicked and Lazy ギャルリ イグレグ八が岳で

    date : 21.09.17

    畑口勇人 Wicked and Lazy

     

    写真家の父とファッションデザイナーの母の間にミラノで生まれ、カリフォルニアでアートを、のちに東京で醸造学を学んで10年前北杜市に移住した畑口。34年間の多彩な人生が生み出したのは猫や人を思わせるワイヤーと木片のオブジェ。先人たちの言葉とのコラボによって詩的で思索的でもある世界を見せます。

     

    畑口勇人プロフィール

    1987年 イタリア·ミラノ生まれ
    2005年 米国 California Institute of the Artsに留学
    2008年 アパレルブランド「PLAIN PEOPLE」のプリント柄·ファブリックデザインを手掛け始める
    2010年 PLAIN PEOPLE青山店「ANIMALIS PACIFICUS」
    同年よりアパレルブランド「FRAPBOIS」のプリント柄のデザインを始める
    2011年 雑誌「DEPARTURES」の別冊号「宝石という名の芸術を探して」と「時の歴史を旅する」の表紙にワイヤーアートの柄を提供
    2012年 東京農業大学·醸造科学科を卒業
    同年 青山ギャルリーワッツ「Tools」
    同年 山梨県北杜市に移住
    2015年 CLASKA Gallery & Shop“DO” 渋谷パルコ店「Artefacts」
    同年 古道具屋「unlearn」をオープン
    2020年 PLAIN PEOPLE青山店「Just so」
    2021年 PLAIN PEOPLE青山店「Constellation」

     

    畑口勇人コメント

    Wicked and Lazy
    デイヴィッド・バーンの楽曲の中に「Lazy」という好きな歌がある。
    I’m Wicked and Lazy 「ぼくは不埒で怠け者」という意味だ。
    愛することにも怠け者 話すことにも怠け者 祈ることにも怠け者 と歌詞は続く。
    古代ローマの哲学者・セネカは、閑暇を楽しめない人(隙間の時間も用事で埋め尽くそうとする人)は、自分自身と向き合うことを避けていて、それを「不精な多忙」といっていた。
    と、不埒な怠け者の自分は心のなかで呟くのである…

     

    【日 時】

    2021年9月4日(土)~27日(月)
    毎週土・日・月 12時~17時のみ開廊

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

  • 2021年8月7日(土)~23日(月) 坂本泉 Inside-Out Needles ギャルリ イグレグ八が岳で

    date : 21.08.17

    坂本泉  Inside-Out Needles

     

    日用品やファウンドオブジェクトを素材にインスタレーションを制作し続ける坂本泉。
    今回は紙に刺しゅうを施してその裏側を見せるInside-outシリーズを発表。
    きれいに見える名画の裏側、完成とプロセス。
    ひっくり返すことで意識の裏にある無意識を見たい欲求。世界の見方を問いかけます。
    サプライズとして坂本が90年代に暮らしたアメリカで制作したカントリーペイントも展示します。
    ギャルリの元オーナー天沼寿子へのオマージュです(天沼については当ホームページの沿革らんに)。

    坂本泉プロフィール

    山梨県甲府市生まれ
    女子美術大学卒業
    美術館勤務、教職を経て2001年からアート作品制作を開始
    2005年からアーティストレジデンス山梨「エアリー」代表をつとめる。

     

    作家ステイトメント

    私の美術表現の大きな動機は、毎日の生活者としての存在の中にあります。
    アートが私たちの暮らす社会で身近に存在することを示すために、日用品やファウンドオブジェクトとアートの価値を結びつけます。
    現代社会では従来の典型的・規範的な生き方のイメージが大きく変わってきました。
    未経験の新しい時代へ踏み出すための、新たな価値感と希望を見つけることが私が現在アート制作をするテーマです。
    ブログ→ https://izumimuzi.exblog.jp/i0/

    今回の展示への思い

    糸や布、紙は育つ環境の中で常に身辺にあった身近な素材でした。
    そしてなぜ紙なのかと問われれば、紙に針を刺す瞬間のスリル、違和感、やり直せない(刺し直せない)緊張感に惹かれます。
    支持体それ自体が自立するのも紙の魅力です。
    またアートと手芸の境界を探ってその境界を崩す意図や、針仕事は女のものか、と問う意図があります。
    今回作品のモチーフにしたいわゆる西洋名画は昭和時代にアートを志す者にとって手本でした。
    過去の見知らぬ国の風物と人物。
    それら美術の伝統は自分からは遠い所に存在する尊敬と憧れの的であり、自分の手の届かないもどかしさにも似た感情がずっと私の中にありました。
    今、年を経て世界を旅し人生を重ねた結果、少しは見えてくるものがあるかもしれません。
    まだ見たことのない新しい世界を自分の手で作り出してゆく行為はアートに携わる者に許された最高のギフトと思いながら制作しています。

     

     

    【日 時】

    2021年8月7日(土)~23日(月)
    毎週土・日・月 12時~17時のみ開廊

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2021-2022版八ヶ岳アート&クラフトマップ発行に伴い、ホームページを更新しました。

    date : 21.06.19

    2021-2022版 八ヶ岳アート&クラフトマップの発行に伴い、新しい掲載情報をもとに、ホームページを更新しました。

    新しい試みとして、【イベント案内】に掲載されました情報元の当HP掲載施設(工房・美術館など)のページにもそのイベント案内のページへのリンクを載せるようにしました。
    これにより、各HP掲載施設(工房・美術館など)のページでは、過去に行ったイベントの履歴が蓄積されることになります。

  • 2021年6月5日(土)~21日(月)『思春期 坂尻佳恵作品展』ギャラリイグレグ八ヶ岳で

    date : 21.06.06

    思春期 坂尻佳恵作品展

     

    坂尻佳恵は、1976年愛媛県生まれ。

    大阪芸術大学を卒業し、2012年ごろから廃屋を描き始めていましたが、

    やがて廃屋から剥がされた板戸やふすま、障子枠などに直接絵を描き始めました。

    それは東日本大震災の影響もあり、

    人の営みの痕跡に寄り添う気持ちがわいたからだといいます。

    上野の森美術館での「日本の美術展」では審査員特別賞、

    またタガワアートビエンナーレ「英展」入選などの実力をもち、

    作品には爽快感ともいうべき説得性があります。

    2017年より北杜市小淵沢町に住み、

    思春期のふたりの子供を育てるなかで、

    親の目からみた彼らの自立へのエネルギーを描いたのが今回の作品です。

     

    作家のステートメントより

    廃材を譲り受けてまず洗います。

    それでも落ちない汚れが存在しますが、
    それこそ歴史の一部だと捉え、ありのままの画面に描きました。
    時に廃材の汚れは絵の具をまだらに弾くので、均一に描けません。
    その分の苦労もありますが、そのものの味に助けられたり、

    より深みを追求できる素材に魅了されました。
    すでにある記憶と対話するように描く心地です。

    また、廃材というのは、もう捨てられるものでもあり、

    くすぶっている命を拾ってみたいという気持ちもあります。

    坂尻佳恵ホーム  https://www.ishizu-e.net/

     

    【日 時】

    2021年6月5日(土)~21日(月)
    毎週土・日・月 12時~17時のみ開廊

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

  • 2021年4月22日(木)に、2021-2022年版八ヶ岳アート&クラフトマップ発行

    date : 21.04.18

    2021-2022年版八ヶ岳アート&クラフトマップ新版発行(無料)

    B5版16ページ 20000部
     
     
    当マップは、八ヶ岳南麓(山梨県北杜市、長野県茅野市、富士見町、原村)で活動するアート&クラフトの工房、ギャラリーや美術館など、86の施設情報を掲載しています。
     
    当マップ(印刷物)入手ご希望の方は、ギャラリー・おらんうーたんまたは、デザイン工房・昴で常時配布しています。
     
     
    また、当MAP&HPに掲載している各施設・工房でもとり扱っていますので、お気軽にお訪ねください。
      
      
      

    ↓↓↓↓このサイトから施設名・作家名で探す(本年度MAP掲載分)↓↓↓↓


     

     

  • 2021年4/1(木)〜6/28(月) 開館10周年記念 THE AFRICANART―アフリカ美術の真髄 Ⅰ

    date : 21.04.16

    開館10周年記念 THE AFRICANART―アフリカ美術の真髄 Ⅰ

    【会 場】

    一般財団法人 アフリカンアートミュージアム
    北杜市長坂町中丸1712-7 Tel 0551-45-8111
    入場料 大人800円、学生700円、保護者同伴の小学生以下は無料
    休館日 祭日を除く火曜・水曜日(GWは毎日開館)
    公式サイト  http://africanartmuseum.jp

    【日 時】

    開催日  2021年4月1日(木)〜6月28日(月)
    開催時間 9時30分~17時
    休館日  祭日を除く火曜・水曜日(GWは毎日開館)

    【内 容】

    昨年2020年はアフリカンアートミュージアムの開館10周年で、代表的なアフリカの美術作品を展示する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実現できませんでした。今年は規模を拡大し、3期に分け、1年を通してアフリカ美術の名作を紹介します。

    アフリカ美術の影響はピカソやブラックだけではなく、マチス、モディリアーニ、クレー、レジェ、ブランクーシ、ジャコメッティーやヘンリー・ムーアなど20世紀初頭にパリで活動していたすべての芸術家に及んでいます。リアリズムに頼らないアフリカの造形は、思いもよらないデフォルメ、フォルム、表現力、質感など、理屈ではなく観る者の心に直接、訴えかけてくる力があります。それは、数百年の間に淘汰された、民族の根源的な形、表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。その中には、どのようなものがアイデアの元になったかを読み解くのが困難なものさえあります。これらは、感性による創作の原点であり、20世紀の芸術家たちだけではなく、現代の私たちが観ても、きっと心打たれるのではないでしょうか。

    【後 援】

    マリ共和国大使館/ブルキナファソ大使館/コートジボワール共和国大使館/ナイジェリア連邦共和国大使館/ガーナ共和国大使館/カメルーン共和国大使館/コンゴ民主共和国大使館/北杜市/北杜市教育委員会/山梨放送/NHK甲府放送局/テレビ山梨/甲府CATV/山梨日日新聞社 /朝日新聞甲府総局/読売新聞甲府支局/毎日新聞社甲府支局/八ヶ岳ジャーナル/FM八ヶ岳

  • 2021年4月3日(土)~19日(月) ピリオド・関亮彦(せきあきひこ)展 ギャルリイグレグ八が岳

    date : 21.04.04

    ピリオド・関 亮彦 (せきあきひこ) 展

    昨年の夏、48才の若さでくも膜下出血により、突然人生にピリオドを打った関亮彦の回顧展です。
    長野県で木工と漆芸の修業ののち、現代アート作家となった関は、草間彌生などと伊勢丹アートギャラリーでのグループ展にも参加しました。
    八ヶ岳南麓の里山のアトリエには彼特有の油絵やアクリル絵の具を使い漆芸で学んだ鏡面仕上げの美しい平面、立体作品が残されていました。
    これら洗練された美しい作品を、上野玄起(造形家)と上田快(彫刻家)がキュレーションしました。
     
    以下はDMに記した先輩の美術家上野玄起さんの言葉です。
     
    本人も予期しなかったであろう死の後には
    新たな表現活動に向けて準備をしていた様子が残されていました。
    同じ美術家として今できることは
    彼の美術家としての活動にピリオドを打ってあげること。
    この展覧会がそのピリオドになってくれれば。
    そしてピリオドの先、
    残された作品が次のセンテンスを作り始めることを期待して。

    彼のピリオドのあとに鑑賞者の新しいセンテンスが始まることを願い、破格の価格で頒布も行います。

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    http://y-yatsu.com
     
    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

    【日 時】

    2021年4月3日(土)~19日(月)
    毎週土・日・月 12時~17時のみ開廊

  • 甲府岡島百貨店で11月18日~12月1日 チャレンジショップin岡島「八ケ岳のクラフト作家展」

    date : 20.11.05

    チャレンジショップin岡島八ケ岳のクラフト作家展」

    ハケ岳アート&クラフトネットワーク(おらんうーたん)

     

    【会 期】

    【前半】2020 11月18日(水)〜11月24日(火)
    AM10:00 ~ PM7:00
    ※最終日 11/24 日の展示は、PM5:00で終了いたします。

    【後半】2020 11月25日(水)〜12月1日(火)
    AM10:00 ~ PM7:00
    ※最終日 12/1 日の展示は、PM5:00で終了いたします。

    在廊日は、各作家にご確認ください。

    【会 場】

    甲府岡島百貨店(1階 特設会場・ATM横)

    〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1丁目21−15  TEL.055-231-0500
    https://www.okajima.co.jp/

     

    【出展作家】

    亀田やすよ (アートグラスティンカーベル )   ステンドグラス
    tel. 090-2497-8777 【前半】
    ステンドグラスランプ、パネル・万華鏡等

    永窪たくと (hiluck)  革靴
    tel. 070-4320-6745 【前半】
    足に合わせた手染めのオーダーシューズを製作しています

    松田広昭 (デザイン工房 昴すばる)   ミックス素材
    tel. 090-4028-5241 【前半】【後半】
    様々な素材で「遊び心」「オリジナリティー」にこだわり美を追求

    村上明治 (studio TON 房)  陶芸
    tel. 090-1690-8477 【後半】
    『日々の暮らしを楽しくオシャレに』をコンセプトに作陶しております

    平井優子 (hyrrokkin ヒュロッキン)   木工
    tel. 080-3020-8669 【後半】
    小物からフルオーダー家具まで、この道27年の女家具職人です

     

    【お問合せ先】

    〒409-1501 北杜市大泉町西井出8240-1
    デザイン工房 昴 松田広昭
    tel. 090-4028-5241
    mail:matsuda-@za3.so-net.ne.jp

     

     

  • 2020年9月21日(月)~9月27日(日)第30回CWY企画展テーマ『Evolution 進化』

    date : 20.09.25

    2020年第30回CWY企画展

    30周年記念特別展テーマ『Evolution 進化』
    山梨県立美術館で

     

     

    【会 期】

    2020年9月21 日(月)~9月27日(日) ※休館日9/23、最終日は15:30で終了

     

    【内 容】

    自分では毎日の積み重ねで、人格も作品も進化しているのかもわかりませんが、
    作るものは少しは進化してほしいなと思いたいでですね。
    人類の進化、地球の進化、宇宙の進化まで飛躍してしまうかもしれません。
    このテーマで各作家が新しく作るものがでどんな自由な表現が飛び出すか、
    ちょっと危険で面白いグループ展です。

    今年はなんと30周年記念です。30年も続けてきたというだけで感動です。
    たまたま進化というテーマですので、
    自分達の過去の作品も1点一緒に展示しようということになりました。
    いく年かの時間を隔てた二つの作品をどうぞご覧ください。

    また、それぞれの作家の感性の違いや、テーマの解釈の違いなどを見比べながら、
    「ああ、自分もそうだな」とか「それはないな」とか、
    ご一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

    (実行委員長/村岡由梨)

    【出展作家】(五十音順)

    飯野 玲也 

    ウラシマユージ・おらんうーたん会員

    数野 謙 

    成澤 玲子 

    深澤 勉 

    菱沼 定夫 

    藤巻 晶子・おらんうーたん会員

    村岡 由季子 

    村岡 由梨

     

    【会 場】

    山梨県立美術館 県民ギャラリーA 9:00-17:00(入館は16:30まで)

    〒400-0065  山梨県甲府市貢川1-4-27  tel.055-228-3322

     

    【主 催】

    CWY企画展実行委員会 tel.0551-38-4649(村岡)

     

    『CWY企画展』とは。
    Contemporary Works in Yamanashi(山梨における同時代の作品)の略で、
    県内で活躍する「もの創り」のプロたち(造形作家)が、
    実行委員会方式で自主的に展覧会を運営する非営利団体です。

    1991年から毎年秋に、旧甲府西武デパート(その後・山梨県民情報プラザ)ではじまり、
    1995年からは山梨県立美術館において開催しています。

    木工、鉄工、陶芸、ガラス、ジュエリーなど実に様々なジャンルの工芸家や造形作家たちが、
    毎年決定されるひとつの共通テーマに沿って作り出す企画展覧会です。

     

     

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