令和6年度のはじまりとなる第1期収蔵作品展は、 2024年で生誕110年 を迎える茅野市出身の洋画家・矢崎博信 (1914-1944) を特集します。 矢崎は1933年に帝國美術学校(現武蔵野美術大学) へ進学。
在学中日本のシュルレアリスム (超現実主義) を標榜した先駆的グループを 仲間と結成し、自らの生きる現実世界に幻想を重ねあわせるような 作風を見出します。 卒業後は郷里へ戻り、教員を務めながら、俳諧と絵画の 融合を試みましたが、3度目の召集の末、 29歳の若さで戦死しました。 本展では収蔵作品の中から約35点をご紹介いたします。
短い生涯のなか、折々に変化していく作品の数々をお楽しみください。
《農夫働くの図》1939年【ポスター上】
《街角(彼の地には水害のあった日) 1935年【ポスター左下】
【会場】
茅野市美術館 常設展示室
【日時】
2024年4月11日 [木] 〜7月7日 [日]
■開館時間 9:00-19:00 観覧料=無料
■休館日 毎週火曜日(ただし火曜日が祝日の場合は、その直後の休みでない日)
【主催・お問合せ】
茅野市美術館 (茅野市民館内)
Tel.0266-82-8222 Fax.0266-82-8223
〒391-0002 長野県茅野市塚原一丁目1番1号 ■JR中央本線 茅野駅下車、東口直結
【特別イベント】
きてみて! おしゃべりアート
ガイドとお話をしながら、 収蔵作品を鑑賞します。
●5月11日[土] 11:00- (事前申込不要・無料)
●ガイド/茅野市美術館サポーター、学芸員
■会場/茅野市美術館常設展示室
学芸員によるギャラリートーク
●6月29日 [土] 11:00- (事前申込不要・無料)
●会場/茅野市美術館常設展示室
