■豊福まきこ TOYOFUKU Makiko
東京都出身。武蔵野美術大学卒業。広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務した後、イラストレーターに転向。現在は絵本を中心に児童書関連で広く活動中。絵本に『わすれもの』『おどりたいの』『おくりもの』『こりすのクリスマス』『ひみつの たからもの』(以上、BL出版)、『ただいま』(小学館)がある。
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-6079
TEL.0551-48-2220
サイン会:7月27日(土)14:00~15:00 ※終了しました
※ご予約は不要です
※サインは当館にて購入された絵本にいたします
今年、2024年2月に刊行となった『ひみつの たからもの』は、絵本作家、豊福まきこさんの6冊目となる絵本です。お話の舞台はネコだけが住むネコの村。ある秘密をもった主人公が、同じように秘密をもったネコと友だちになるまでが描かれています。
デビュー作『わすれもの』から始まり、6つの絵本に共通するのは、物語の主人公をはじめとする登場人物たち、動物やぬいぐるみが、絵本のなかで生き生きと動いていること。笑ったり、喜んだり、悲しんだり、時に悩んだり……。彼らの感情が全身から伝わり、そのかわいらしい姿に読者は魅了されます。
また、絵本には他者を思いやる気持ちがあふれ、みずみずしくて透明感のある絵をもって見る人もやさしい気持ちに満たされます。
本展では6つの絵本から原画約50点と、絵本の元になったオリジナル作品など、合計約60点を展覧します。また、絵本に関連した資料、作者自ら手作りしたぬいぐるみなども合わせて展示します。
塗り直しのきかない透明水彩を使い、心地よい緊張感をもって、楽しみながら描かれたうっとりするような魅力にあふれる原画の数々をどうぞご覧ください。