料理や花が盛られる受け身の器。器が作品として頑張りすぎると使いにくい。
創意がないのはつまらない。
そのせめぎ合いを楽しみながら主に食器を制作。時には写真のようなものも。
趣味・源流釣行、自転車。
不定休・体験制作可要予約
clayw1980@yahoo.co.jp
営業時間
AM10:00~PM5:00
不定休
季節による休館期間は有りません
東京都出身
1980 島根県・石見にて修業
1982 福岡県・上野にて修業
1984 東京都八王子市小津町にて独立開窯
1986 国立市 画廊「岳」にて初個展 以後現在まで16回開催
1996 新宿京王百貨店にて個展 以後10回開催
その他 銀座・船橋・小平・東大和・練馬 等々で個展70回余り。
及びグループ展活動
1998 山梨県北杜市大泉町へ工房を移す
2007 日本陶芸展入選
脱サラで始めた陶芸生活、、今年2019で何やかや、40年目になりました。
”よくやってきたなァ”と誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めている”和窯マ”です。(だいぶ手垢のついたオジンギャグで 失礼!)
私の物つくりの原点は、ヘラブナ釣りに使う浮子作りでした。高校生時代に、孔雀の羽根を流線形に削った2枚を貼り合わせたボディーに漆を掛けて研ぎだす作業に集中して楽しんでいました。さすがに竿を作ることまでは出来ず、アルバイトをして紀州の和竿、”孤舟”・”源竿師”・”旭匠”などを集めていた変な若者でしたね。その後8年間サラリーマン生活をしたものの、やはり何かを作る生活をしたいと陶芸生活に入りました。
もちろん初めは、”どうなることやら?”と不安です。ですが10年もしがみついていれば、赤ちゃんの指が触っても形が変わってしまう粘土という素材の特性の故、自然とその人らしい作風のものが生まれてきます。そして、選択肢がとても多い(粘土の種類・製作技法・釉薬の種類・絵付け・窯の燃料は?等々)こと、そして最後に焼成する窯の中では手直しが効かない条件であることが ”陶芸は奥が深い”と言われる所以なのでしょう。
私の基本的作風は食器であり、日常使いのシンプルな造形です。釉薬は、赤や黒など強い色調は好まず、木灰を駆使したグリーンや青瓷釉、牛乳のような藁灰の白、そして独自の ”きはだ釉” と名付けた黄色の器たちです。
器は、料理や花が盛られて使われる受け身の存在。器の自己主張が強すぎると使いにくい、かと言って個性がないのはつまらない、、そんなせめぎ合いを楽しみながら制作しています。制作の90%以上は食器・酒器・花器ですが時折、用途を二の次にした造形も楽しんでいます。
粘土という素材を扱い、最後は炎の中に託す陶芸に、最も必要なのは “観察力” そして “集中力” であると痛感しています。その集中力の持続時間が年齢とともに短くなってきていることが ”ワタシは カナシ~ィッ!!”
若い頃はヘラブナ釣りに熱中していました。陶芸生活に入ってからは暫く釣りどころではなく全く遠ざかっていましたが、山梨へ移ってからは渓流釣りにハマっています。八ヶ岳と南アルプスに囲まれた谷深くへ分け入り、清冽な流れの中でイワナの跳躍に触れることが私の癒しになっています。
この北杜市という恵まれた環境も素晴らしいのですが、ここへ移る前に空き家を見つけて15年間過ごした八王子にも良い思い出があります。東京と言えども、今いる大泉町より動物・鳥・植物の種類が多く、そして静かに鄙びた環境でした。地縁・血縁のない田舎生活に飛び込んで過ごした様子を20ページ余りにまとめた “思い出” があります。
ここまで読み進めてくださった方々の中で、そんな田舎暮らしに興味を持つ方へ、ワードファイルにまとめた ”小津町の思い出” をメール添付のかたちでプレゼントさせていただきます。別記メールアドレスを通してご依頼ください。
無料でメール添付送信致します。
clayw1980@yahoo.co.jp
最後までお読みいただきありがとうございました。北杜市の林の中には様々なジャンルの “ものつくり” 工房が活動しています。ぜひ一度、あちこちお訪ねください。お待ちしています。
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八ヶ岳アート&クラフトネットワーク「おらんうーたん」
中央線・小淵沢駅より車で20分足らず。長坂駅より15分。
中央自動車道・長坂インターより10分。
最も近い交差点「若林」から北へ700メートル上ったところに “和窯” の看板あり。その看板を挟んで右へ砂利道を入り200メートルの林の中です。
制作も生活もここで過ごしていますので、いつでもお訪ねください。年に数回、展示会などで留守になることもありますので、TELいただければ幸いです。
駐車は3~4台可能。作品ギャラリー、13坪余り併設。事前連絡くだされば制作過程をご覧いただくことも、2時間余りの制作体験(有料)も可能です。
月会費制の陶芸教室(月・火曜日)も開設しております。
お申し込み、ご相談はメールでお願いします。
オーダーメイド対応できます。
特注品オーダー前(見積り等)相談可能
作家面会予約・工房見学可能
販売店向け商品企画相談可能
メディア取材相談可能
〒 | 409-1501 |
住所 | 大泉町西井出8240-540 |
TEL | |
FAX | 0551-38-3250 |
営業 | 10:00ー17:00 |
定休 | 定休なし |
作家 | 高橋 正和 (陶・磁) |